歯医者に通えない~訪問歯科という選択肢、あります!
「今までは歯医者さんに行けたけど、行くのは難しい」
「入れ歯が合わなくて歯医者さんに行きたいけど、自分一人で行くのは無理だ」
「離れて暮らしている親が『歯が痛い』と言っているが、どうしたらいいのか・・・」
要介護の高齢者や障害をお持ちの方など、歯医者さんに行きたくても行くことが難しい方が、たくさんいらっしゃいます。
当院では、そんな患者様のご要望にお応えするために、ご自宅や施設に伺い、歯科治療や口腔ケアを行っています。
また当医療法人は、訪問歯科に力を入れており、20年以上の実績があります。
歯科医院で行うほとんどの治療を自宅や施設で受けられます。
(訪問歯科治療の対象者は、歯科医師が医院への外来通院が困難と判断した方に限ります。)
こんな治療が出来ます!
「歯の治療って、歯を削る道具とか水を吸う道具とかいろいろあるのに、うちで出来るのかしら?」
はい、出来るんです。
下記の治療が可能です。
- 1. 虫歯、歯周病の治療、予防
- 2. 入れ歯の作製、修理、調整
- 3. 口腔ケア(お口を清潔に保つ)による感染症や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の予防
- 4. 摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい:食べづらいなどの症状)のリハビリテーション
健康な身体は、お口の健康から
高齢の方、身体の不自由な方の通院は、ご本人も、そしてご家族の方にも大きな負担となります。
歯科検診や、口腔ケア、重要な治療のタイミングなどを逃さず受けられることをおすすめします。
訪問歯科にはこんなメリットが!
むし歯で歯周病の治療、入れ歯の作成など、外来で出来る治療はほぼ出来ます。
「でも、歯医者さんにわざわざ来てもらうのは申し訳ない」
そんな風に思われている方が多いのですが、遠慮する必要ありません。
なぜなら、治療以外にも下記のようなメリットがあるからです。
1.社会性が保たれる
お口の状態を整えることで、おいしく食事が出来たり、友人と楽しいおしゃべりが出来ることをサポートします。
治療を受けられる方、ご家族、どちらにとっても社会性が保たれることはとても大事なことです。
2.誤嚥性肺炎の予防が出来る
口腔ケア(お口を清潔にする)により、誤嚥性肺炎やその他感染症の予防が出来ます。
3.摂食嚥下障害の改善ができる
「むせる」「飲み込みづらい」などの症状に対して、摂食嚥下障害の改善が出来ます。
訪問歯科治療の進め方
「じゃあ電話して、うちの場合どうなのかを聞いてみようかしら」
具体的な流れは下記のとおりです。
1.ご相談をうけてまず検診
お口の状態や全身状態のチェックをします。
2.ご説明
検診結果を説明し、治療方法の説明をします。
3.治療
ご納得いただいた上で、患者様にあった最善の方法で治療します。
4.口腔ケア
治療が終わったら、キレイなお口を保つために定期的にお伺いします。
気になる費用は?
詳しくは、こちらをご覧下さい。⇒訪問歯科に関する治療費
訪問エリア
「うちには来てもらえるのかしら?」
訪問歯科に伺えるエリアは、法律で医院から半径16キロ以内と決まっています。
ご自宅に介護は、ご家族の負担はとても大きくなります。
中でも特に大変なのが、病院への付き添いではないでしょうか。
要介護者の治療は、病院へ連れて行き、受付し、診察を待ち、会計をして、自宅へ連れて帰ります。
仕事を休んで一日仕事になることもあります。
病院への付き添いは歯科だけでなく他の診療科の通院もある場合、なおさら大変です。
当院では、訪問歯科診療を行ってます。
当院の歯科医師や歯科衛生士がご自宅や施設に伺い、歯の治療や入れ歯等の調整、口腔ケア(お口を清潔に保つこと)をしますので、病院への付き添いの必要がありません。
治療を受けられる方も、自宅や施設など変わらない環境で安心して治療を受けることができます。
何回もお伺いするうちに顔見知りになり、訪問歯科を楽しみにしてくださる患者さんやご家族も多いのです。
当院で訪問歯科を担当している衛生士のインタビューも併せてご覧ください。
患者さんはもちろん、介護をする方の負担の軽減にもつながる訪問歯科診療を、遠慮なくご利用ください。
訪問歯科エピソード
以前訪問歯科の取材をした際に、「いつまでもお口で食事がとっていて欲しい、全然健康度が違うのです。」と言っていたケアマネさんがいらっしゃいました。
まずは仕組みを知っていただく、そして使っていただく、そのようにして初めて訪問診療が生かされます。
「うちのおじいちゃんの場合、どうなのかしら?」
まずは、お気軽にご相談ください。