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柏の歯科(歯医者)英デンタルクリニック,一般歯科(虫歯・歯周病治療等)や在宅訪問歯科治療を行なっています。

歯科衛生士グループインタビュー

歯科衛生士グループインタビュー

歯の治療は歯科医師がしますが、歯のメンテナンス(クリーニング)をするのは国家資格である歯科衛生士のお仕事です。
予防歯科の担い手である、つまり歯のクリーニングに行くとお世話になる歯科衛生士さんは一体どんな人なのか?気になるところです。

患者さんが気になるところをズバっと切り込んでインタビューしてきました。
笑いあり涙あり院長先生の裏話ありのインタビュー、一体どんな話だったのでしょうか?

歯科衛生士:吉浦 さゆり

歯科衛生士:鈴木 あゆみ

―予防歯科に力を入れているそうですが、予防と治療の割合どれくらいですか?

【鈴木】
予防の方が多いですね。メンテナンスが6割くらいで。

―スタートは治療でも予防に続けてきてくれる理由ってどんなところだと思いますか?

【鈴木】
このアットホーム感ですかね。
もともと本院(かみむら歯科矯正歯科クリニック)にいてこちらに来て5年くらいになりますが、患者さんがみんな顔見知りみたいな感じですね。
受付の川島さんや長澤さんは、子供の顔を見た瞬間に名前をパッと言ってくれるんです。

―親戚のおばちゃんちに来たみたいな。

【鈴木】
そう思ってもらえると嬉しいですね、私たちも安心します。

―行けつけの美容院みたいに、座ればOKみたいな。

【鈴木】
そうですそうです。

―3カ月に1回の来院と言われると「え?」と思う方もいると思います。患者さんに3カ月に1回の来院の理由をどのようにお話するんですか?

【鈴木】
「2ヶ月でバイオフィルム(歯磨きでは取れない歯に着いてしまうヌメヌメ)の中の細菌量がまた同じ量に戻ります」とお話すると、3か月で、というのに納得してもらえますね。
おひとりおひとりの顔が違うように、お口の細菌のタイプも違っています。
その方の歯周病や虫歯のリスクを説明したうえで、その対処法やセルフケアのアドバイスをさせて頂いています。

また、歯のメンテナンスがどうして必要か?の動画での説明や、資料(当医療法人が共通のもの)をお渡ししています。
初めて来た時に説明すると「あ、3カ月に1回行かなきゃイケナイんだ」と思ってくださっています。

そして、お口の健康が身体の健康につながっていると理解してくださっています。

【吉浦】
「予防の時代」とテレビでも盛んに言われていますよね。
予防歯科って言葉がかなり認識されてきました。
「ここは治療だけでなく予防歯科もやっていますので」というと、「だったら継続しましょう」となります。

私は患者さんによく「ここでは『はい、終わりですよ』というのがないんです」と言ってます。

―患者さんはどんなリアクションしますか?

【吉浦】
最初は「え?」ってなりますけど、予防って伝えると「あーなるほど」となります。
歯周病の怖さを伝えるとさらに納得してくれます。

―歯科衛生士さんとしてのこだわりは?

【鈴木】
どんな小さな虫歯も見落としがないようにします。
2次カリエス(詰めたところがまた虫歯になる、カリエスは虫歯の意)がないか?など、かなり細かく見ています。
何かあった時はすぐにドクターに伝えます。
あと、ちょっとの変化でも気を配って・・・具体的にはその人の変化、例えば今まですごくきれいに磨けていたのが急に変化があった時、生活習慣が変わったのか?などカウンセリングさせていただくこともありますね。
私たちはどんな些細なことでも見逃しません!

―心強いです!こちらの医院さんは、デンタルIQ(歯と口の健康への関心や意識) が高い人が多いと理事長談なのですが。

【鈴木】
そうなんですそうなんです。
「(英デンタルクリニックで)やってもらっているから何にも起きないんだよね」と思ってくださる患者さんは多いです。
付近にお住まいの方は意識が高い方が多くて、口腔ケアの大事さに気が付いてくれます。
私も仕事のやりがいがあり、とっても嬉しいんです。

―先日院長のインタビューで敷居が低い医院さんだなと感じたのですが、院長はどんな方ですか?

【鈴木】
院長先生がパツパツしていないことが、波動として医院にあるのかもしれません。
先生とスタッフ間はもとより、おかげさまで患者さんとも良好な関係が築けているので、医院全体がゆったりほんわかした空気ですね。
なので患者さんも先生との距離が近くリラックスされていてるなと感じます。

【吉浦】
堂々としていて、説得力ありますよね。
患者さんが判断に迷っていても、経験値から嫌な感じじゃなく言い切ることができます。
患者さんも先生がベテランなので、納得いくのではないでしょうか?
体にいいとか、安全ですよとか、ちゃんとポイントを抑えて説明してますね。

―ベテランの先生だけど、敷居が低くて歯医者っぽくない・・・もしかして院長先生は愛されキャラですか?

【鈴木】
確かに子供が来て一緒に遊んだりもしますね、永遠の少年のような。(笑)

―こんなにスタッフさんとの距離が近い院長先生はなかなかありません、風通しがいい医院さんですね。もう少し院長先生について教えてください。

【鈴木】
お休みの時に撮った写真を見せてくるんですよね、車とか東京タワーの写真とか。
スタッフに素っ気なくされても、くじけず見せてきます。(笑)
仕事の事だけじゃなくてプライベートの話も話せるくらい風通しがいい、話しやすい、
相談しやすい院長なんです。
治療に関しても、患者さんとの信頼関係が出来ていて、さらに経験値があるので堂々としていてすごいなあ、と思います。

―どうしてこちらの医院さんで働き始めたのですか?

【吉浦】
私、実はもともとココの患者だったんです。
川島さん(受付)からスカウトされて。(笑)
メンテナンスに力を入れてやっている医院だったということと、往診もやりたかったのもありますね。

―往診はどのように?

【鈴木】
先生も含めての往診の場合は休診にさせて頂いています。

―今まで来ていた患者さんのところへ往診のいくこともあるのですか?

【吉浦】
はい。
以前からメンテナンスで来院されていた患者さんが、往診に移行できたのはよかったと思っています。
往診時(10月)に100歳のお誕生日のお祝いの言葉をお伝えさせてもらいました。
残念ながら先月お亡くなりになって、ご家族からお手紙をもらったんです。

担当制だから仲良くさせていただき、付き合いが深くなりました。
「最後まで自分の歯で入れ歯なく食べられた」とありますね、理想です、嬉しいです。

―衛生士冥利に尽きますね!こんなの初めて見ました!泣けますね。ちなみに歯は何本あったのですか?

25本ありましたよ。

―それってすごい!

【吉浦】
往診に行くと笑顔で迎えてくれて、私もとても嬉しかったですね。

【鈴木】
歯科医師会の8020運動の表彰状を、この方にもお渡しできたんですよ。
「この年になっても歯で褒められるなんて、とても嬉しい」と喜んでました。

【吉浦】
表彰の対象になる患者さんが当院にはイッパイいます。
歯科医師会に「80歳以上で20本歯がある方がイッパイいるんですよ」と申し込んだら、「こんなに人数いるの?景品が足りないよ」と言われました。(笑)

【鈴木】
元気な80歳以上の方が多いんです!

―地域柄デンタルIQが高い人が多い証拠ですね!ちなみにどうして衛生士さんになったのですか?

【鈴木】
知人が病気になって、医療系の仕事に就きたいと思ったのがきっかけです。

【吉浦】
いとこに衛生士がいたということと、医療系に興味があったこと、あと歯医者で怖い思いをしていなかった、いい感じの歯医者さんに通っていたからでしょうね。
自分の中では先生が好印象でした。
実は、この年になるまで(衛生士の仕事が)出来ると思わなかった。
昔の衛生士は若い女性で結婚した終わり、という時代がありました。
今は、予防歯科が脚光を浴びて、衛生士が独り歩きできる時代になりました。

【鈴木】
「かかりつけ機能強化型診療所」の認定を受けて、「SPTⅡ」が出来るようになりました。

―何ですか?「SPTⅡ」って。

【鈴木】
保険で本格的な予防のクリーニングできるようになったんです。
SPTは、「Supportive Periodontal Therapy:サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー」、(「ペリオ」は歯周病の意)、「歯周病安定期治療」のことです。

【吉浦】
予防歯科に追い風が吹いてきたんですね。
昔と違って、衛生士が一生の仕事にできるように制度が整ってきました。

―患者さんもずっと同じ衛生士さんに診てもらえたら嬉しいです。今度はプライベートの事を教えてください。お休みの日にしていることは?

【鈴木】
最近、太極拳を始めたんです。
武術をやって、負けない心と体を作りたいと思って。
近所の教室に通っているのですが、生徒さんが少なくてプライベートレッスンみたいになっちゃってます、夫と二人でいってます。

―身体に変化はありましたか?

【鈴木】
ありますね、全然運動していなかったので。
体幹が強くなるし、それと呼吸法をやるから、これから歳を重ねるにしたがって絶対いいですね。
ベスト・キッドのお師匠さんような、アゴひげを蓄えた先生が教えてくれます。
中国で何年も修行してきた本物の方です!
絶対負けない!

―何に負けたくない?

【鈴木】
自分!(笑)

(先生が現れて、富士スピードウエイの写真とか、東京タワーと車の写真見せてくれました)

【吉浦】
心理学が好きなので、傾聴を頑張りたいと思います。
大学に行って勉強して認定心理士を取りました。
訪問に行く時は役に立ちますね。

―患者さんにメッセージを。

【鈴木】
先生をはじめベテランぞろいですので(笑)安心して受診してください。

【吉浦】
寄り添うコミュニケーションを大切にしています。
「次は何か月だったら来れますか?理想はこれくらいですよ。」「サポートさせていただきますね」という気持ちでゆったり寄り添いたいと思います。

取材後記

ボケとツッコミがいて、吉本みたいで面白いインタビューでした。
気軽にいろいろなことを相談できる医院さんだなと感じました。

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