『歯を磨いているのに歯石がついてしまうのはどうして?』
歯を磨いているのに歯石がついてしまうのには、いくつかの理由があります。
ちゃんと磨いているつもりでも、歯石の原因になる「プラーク(歯垢)」が完全に落とせていないことが多いです。
主な原因
•磨き残しがある → 奥歯や歯の裏、歯と歯の間など、ブラシが届きにくい部分にプラークが残りやすいです。
•磨く時間や回数が足りない → 1回1~2分だけだと、全体をしっかり磨くには不十分な場合があります。
•歯ブラシの使い方にクセがある → 力を入れすぎていたり、ブラシの角度が悪かったりすると、汚れがうまく落ちません。
•フロスや歯間ブラシを使っていない → 歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは取れにくいので、補助的な道具が大事です。
プラーク(やわらかい汚れ)が歯に残ったままだと、2~3日で唾液中のカルシウムなどと結びついて「歯石(かたい汚れ)」になります。一度歯石になると、歯磨きでは取れず、歯医者でのクリーニングが必要です。