小児期からの虫歯予防の重要性
小児期からの虫歯予防はとても重要です。
・永久歯の健康を守る土台になる
小児期に生える乳歯は、一見「いずれ抜ける歯」ですが、永久歯の健康や歯並び、噛み合わせの発育に大きく関わっています。乳歯が虫歯になると、その下にある永久歯にも悪影響を及ぼすことがあります。
・習慣づけがしやすい時期
子どもの頃に歯みがきや食習慣、定期的な歯科受診の習慣をつけておくと、大人になっても自然に続けられます。反対に悪い習慣もそのまま残りやすいので、早いうちに正しい習慣を身につけることが大切です。
・痛みや治療のストレスを避けられる
虫歯になると、痛みや治療のストレスを子どもが感じてしまいます。歯医者さんへの恐怖心が強くなると、将来的に治療を避けがちになることも。予防しておけば、そうした悪循環を防げます。
予防のポイント
☆フッ素入り歯みがき粉の使用
☆親子での仕上げみがき
☆定期的な歯科健診とフッ素塗布
☆甘いおやつやジュースの管理(頻度・タイミング)
何も症状がなくても定期的に歯科検診を受け、虫歯予防することが大切です。