歯周病菌のPG菌と全身疾患

⭐こんにちは👋😁✨✨英デンタルクリニックです。
『歯周病が全身の病気に関係しているって知ってましたか❓』実は、歯茎の中に潜むPG菌が、◯◯◯や◯◯◯にも影響していると言われています。
⏩歯周病の細菌の中で、わずかな菌数でも他の細菌を呼び寄せたり細菌数を増殖させ歯周病を進行させる👾PG菌(Porphyromonas gingivalis)**は、お口の中に潜む『見えない敵』🦠👾と言われています。
⭐🦠PG菌が歯周病を起こすメカニズム
① 歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に定着
PG菌は空気を嫌う嫌気性菌で、酸素が少ない歯周ポケットに潜り込みやすい。
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他の歯周病菌と一緒に**バイオフィルム(歯垢)**を形成して増殖。
② 毒素🏴☠️(内毒素・外毒素)を放出
**LPS(リポ多糖)**などの毒素を出して、歯ぐきの免疫を刺激。☠️👿💥💣ジンジパインという強力なタンパク分解酵素を持ち、細胞や免疫システムを破壊💣💥。
③ 免疫をかく乱し、💣💥炎症を引き起こす
👾🦠PG菌は、免疫細胞の働きを逆に利用して、慢性的な炎症状態を引き起こす。
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結果として、歯ぐきが腫れたり、出血しやすくなる。
④ 歯槽骨(歯を支える骨)を破壊
慢性炎症により、歯槽骨が徐々に吸収・破壊されていく。
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進行すると歯がぐらつき、最終的には脱落することも。
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PG菌はただの「細菌」ではなく、免疫を操作し、組織を破壊する“病原性が高い”菌です。
しかも、自分の存在を隠しながら進行するため、気づいたときには歯周病がかなり進行していることも多いです。
そして、歯周病の進行に深く関与しているだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼします。以下に、PG菌と関連が指摘されている主な全身疾患について紹介します。
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⭐PG菌が関与するとされる全身疾患
1️⃣. 心血管疾患
(動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞)
PG菌が血流に乗って血管内に侵入し、動脈硬化を促進。
心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる。
(血管のプラーク内からPG菌が検出されることも!)
2️⃣. 糖尿病
歯周病による慢性炎症がインスリン抵抗性を悪化。
PG菌の産生する毒素が血糖コントロールを乱す可能性。
(歯周病治療で血糖値が改善される例もある)
3️⃣. 認知症
(アルツハイマー病)
PG菌が脳に到達し、アミロイドβの蓄積を促進。
神経細胞の炎症や破壊につながる。
(脳内からPG菌の毒素が検出された研究も存在)
4️⃣ 誤嚥性肺炎
高齢者の誤嚥により、PG菌が肺に侵入→炎症→肺炎。
特に要介護高齢者では、口腔ケアが予防に直結。
5️⃣リウマチ性関節炎
PG菌の酵素(PAD)が自己免疫反応を誘導し、関節の炎症を悪化させるとされる。
関節リウマチの発症リスクを高める可能性。
6️⃣早産・低体重児出産
PG菌が胎盤に達すると、炎症反応により子宮収縮や胎児発育阻害が生じる可能性。
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⭐妊婦さんの定期的な歯科検診が重要。
🙇🔊➡️まとめ:全身の健康は“歯ぐき”から!
PG菌による歯周病は、単なるお口の問題ではなく、全身の疾患と密接に関係しています。
予防には、
🫰①正しい歯磨き
🫰②定期的な歯科受診
🫰③食生活や生活習慣の見直し
がとても大切です。
😁✨✨『お口の健康は、カラダの健康』。
「定期的な歯科でのメインテナンス」と『細菌感染しない口腔内』から全身を守り自分自身の健康を維持していきましょう。