虫歯ができやすい人の特徴
虫歯ができやすい人の特徴について解説いたします。毎日、歯磨きをしていても虫歯になりやすい人がいるのは事実です。歯磨きさえしていれば良いのでしょうか。いえそんなことはありません。歯磨き以外にも虫歯になる要因というのは様々あります。虫歯になりやすい人の特徴を以下に列挙してみたいと思います。
①歯磨きがきちんとできていない。
「歯磨きはちゃんとしているよ」という方でも実際は60%くらいしか歯垢が取りきれていないという報告があります。磨いていると磨けているは違うのです。
②糖分のダラダラ食い
糖分入りの食事やおやつなどをダラダラ食べている人はお口の中が酸性に傾いて歯が溶ける脱灰という状態が続きます。
③水がわりにジュースやスポーツドリンクをよく飲む。
ジュースやスポーツドリンクを水代わりに飲む方がいらっしゃいますがそれらには糖分がたくさん入っているものが多いです。
④口が乾く
唾液が少ないと歯の自浄作用が効かず酸性をアルカリ性に戻す緩衝能も低下して虫歯になりやすくなります。また、唾液による再石灰化作用も期待できなくなります。
⑤歯並びが悪い。
歯並びが悪いと歯垢の取り残しが多くなり虫歯ができやすくなります。
⑥歯の質が弱い。
元々歯の質が弱い方がいらっしゃいます。エナメル質が弱いと歯が虫歯になりやすくなります。
⑦虫歯菌が多い。
虫歯菌の量も虫歯のできやすさを左右します。口の中にミュータンス菌のような虫歯の原因となる菌の数が多ければ多いほど虫歯になりやすくなります。
⑧歯科医院で定期的な予防を受けていない。
おうちでの歯ブラシだけでは不十分です。必ず、歯医者さんでプロフェッショナルケアも取り入れて下さい。
該当する項目が多い人ほど虫歯リスクは高いと考えられます。