歯が悪い人は生涯医療費の出費が多くなります。
サンスターは20歳~74歳の労働者約25万人の定期健康診断結果と医療機関の診療情報をもとに歯の残存数が少ない人ほど医科医療費が増加する傾向を確認、特に60歳以上で顕著で、28本の人と19本以下の人とでは約2万円の差があったとの報告をしました。
歯周病とは、歯と歯ぐきの隙間に細菌が侵入することにより歯肉に炎症が起こりさらに進行すると歯を支える骨が溶けてしまい歯を失う原因の代表疾患です。しかし様々な研究により現在では歯周病が歯を失う原因になるだけではなく、循環器疾患、糖尿病、関節リウマチ、アルツハイマー型認知症、肥満、早産・低体重出産などとの関連性が報告されております。よって歯が不健康だとほかの疾患にかかりやすくなりその結果として医療費が増えるという構図ができるわけなのです。歯のケアをすることは健康のためだけでなく財布にも優しい結果となりますので良いことづくめの予防歯科を始めましょう。
(出典元 ヤフーニュース)