仕上げ磨きのコツ
姿勢と持ち方
姿勢:お子さんを膝の上に乗せたり、親御さんが後ろに回って頭を固定したりして、口元が見やすく安全な体勢をとりましょう。
持ち方:鉛筆を持つようにペンを握る持ち方で、細かい力加減をコントロールします。
歯ブラシの当て方と動かし方
毛先の当て方:歯ブラシの毛先を歯の面にまっすぐ、あるいは歯と歯茎の境目に優しく当てます。
動かし方:1~2mmの幅で小刻みに動かし、1本1本丁寧にみがいていきます。
力加減:力を入れすぎると、歯茎を傷つけたり、お子さんが痛がって嫌がったりする原因になります。毛先が広がらない程度の軽い力で行いましょう。
仕上げ磨きを成功させるポイント
声かけと雰囲気作り:楽しい歌を歌ったり、お子さんの好きなアニメや音楽を流したりするなど、歯磨きが楽しい時間になるように工夫しましょう。
ほめる:歯磨きが終わったら、上手に磨けたことや、おとなしくしていたことを具体的にほめてあげましょう。
慣れさせる:日頃から口元を触る練習をしたり、お子さん自身に鏡を見ながら歯磨きをさせたりして、口の中を触られることに慣れさせましょう。
適切な道具を使う:小さな子供用の歯ブラシ、仕上げ磨き用の歯ブラシ、奥歯の溝まで届きやすいタフトブラシやフロスを使い分けましょう。
特に注意したいポイント
就寝前:睡眠中は唾液が減り、むし歯のリスクが高まるため、特に念入りに行いましょう。
歯垢がたまりやすい場所:奥歯の溝や歯と歯の間は汚れがたまりやすいため、毛先をしっかり届かせるように意識して磨きましょう。












